神社で授かる授与品・縁起物
神社で私たちが授かるのは、御神札(おふだ)と、御守り(おまもり)、御神酒(ごじんしゅ)、御神供(ごしんく)
ところで、なんとなく縁起物だと解ってはいるけれど、お守りってどういうものでしょうか?
なんとなく引いているけど、おみくじってどういうものでしょうか?
お正月に習慣で頂いてるけれど、破魔矢ってなんでしょうか?
絵馬ってどうして描かれてるのが馬なのでしょうか?
神社で授かる授与品・縁起物記事一覧
御神酒と御神具
御神酒(おみき・ごじんしゅ)、御神供(ごしんく) どちらも、神様に捧げられたお酒、食物、お菓子をおさがりとして頂くものです。神様の宴でふるまわれたものとして、一緒のものを頂くイメージです。 私達人間もそうだと思いますが、飲食を共にする行為は親しみをもった人とでないとなかなかその機会はないと思います...
御神札と御守り
古代の人々にとって、「円」「球」はどこにも偏りがなく、完全な様子を表すものでありました。円・球は「たま」と呼ばれ、たまは魂(たましい)とされました。人間にはたくさんの欲望があり、たましいの形がついつい偏ってしまい、いびつになってしまいます。 そこで、完全な形を表す円、または球状のものが精魂、または...
破魔矢の由来
「破魔矢」はもともと神奈川県の破魔矢奉製所が商標登録していた言葉でした。 現在では初詣に行った際に厄除けのお守りとして神社で授かります。 日本では古来から呪詛、呪術をかける事は少ないですが、邪気、邪心、邪意に向けて神や神主など破邪の能力のあるものが、弓と先の尖っていない矢(矢はあくまでも人に向ける...
おみくじの由来
おみくじは古代の辻占いの慣習から生まれました。 古代人は精霊が降りてきて自分に言葉を与えてくれる。(自分と利害関係のない他の人の会話や、たまたま通りすがりに聞いた言葉の中に精霊が宿る。神の言葉として抱えている悩みの解決の糸口としていた。) そして、その言葉を受け取る「辻」=人の多く集まるところ、す...